関大生の受験体験記

共通テスト利用入試(前期)合格体験談

上條 巴希 さん経済学部 1年次生
(長野/長野県立松本深志高校出身)

2026年度取材

関西大学 経済学部へ出願を決めた理由を教えてください。

幅広い経済学の学びを通して、自分の方向性を見つけたい。

高校3年生の春ごろ、社会で実践的に役立つ知識を身に付けられる学部に進学したいと考え始めました。特に、大きな規模のお金の動きや地元の地域活性化に関心があったため、自分の興味と最も合うのは経済学部だと感じました。

第一志望は国公立大学の経済学部に決め、夏ごろから併願先を探し始めました。家族旅行で何度か関西を訪れ、まちの雰囲気が好きだったこともあり、関西への進学を考える中で関西大学を知りました。そこで、関西大学の経済学部について詳しく調べてみると、1・2年次で経済学の基礎を学んだうえで、3年次から「経済政策」「歴史・思想」「産業・企業経済」「国際経済」の4つのコースに分かれ、自分の興味や将来の目標に合わせてコースを選択できることが分かりました。将来の目標がまだ明確ではなかった私にとって、入学後に幅広く学びながら自分の興味を深め、その上で専門分野を選べる環境が自分に合っていると感じ、関西大学 経済学部を志望しました。

上條さんの受験スケジュール

  • START

  • 高校3年生 春

    • 経済学を学びたいと考え、第一志望を国公立大学の経済学部に決める。
  • 高校3年生
    夏~10月

    • 併願先として関西大学 経済学部を志望する。
    • 国公立大学の二次試験対策を進めながら、過去問題で苦手分野を確認し、一つずつ克服することを意識して勉強した。
  • 高校3年生
    11月~1月

    • 大学入学共通テスト対策に集中。
    • 関西大学 経済学部の共通テスト利用入試(前期)、一般入試に出願。
    • 関西大学 一般入試の過去問題に取り組む。英語は「英語攻略チャート」を参考に、文整序問題を重点的に対策した。
  • 高校3年生 2月

    • 関西大学 一般入試を受験。
    • 共通テスト利用入試(前期)と一般入試で、関西大学 経済学部に合格!

受験勉強はどのように進めましたか?

過去問題を繰り返し解き、自分の弱点を一つずつ克服。

夏から10月ごろまでは国公立大学の二次試験対策を行い、11月ごろから「大学入学共通テスト」対策に切り替えました。まずは共通テストの過去問題を解いて、自分の得意な分野と苦手な分野を把握し、弱点を一つずつ克服していくことを意識して勉強を進めました。

国語と社会は比較的得意であったため、古文・漢文は必要な知識を身に付けてから問題演習に取り組み、現代文は大学入学共通テスト特有の長文に慣れるため、速く読むことを意識しました。日本史は時系列を整理しながら頻出事項を覚え、地理は資料や統計データを読み取る問題を繰り返し解きました。

一方、数学と英語は苦手意識があったため、数学は同じ問題を何度も解き、答えを見なくても解き方を理解できるようになるまで演習を繰り返しました。英語は問題形式に慣れることを意識し、数字や固有名詞に印を付けながら、速く正確に読めるよう練習を重ねました。化学基礎・地学基礎・情報も問題演習を繰り返し、分からなかった内容は教科書を読み直したり、ノートにまとめたりして復習しました。 学校でも大学入学共通テスト対策の授業が行われていたため、その日に学習した内容を帰宅後に復習することを習慣にしていました。毎日複数の科目を勉強することで、バランスよく学習を進められたと思います。

大学入学共通テスト〜関西大学の入試対策はどのように進めましたか?

共通テスト利用入試の手ごたえを支えに、一般入試へ前向きに挑戦。

関西大学は、共通テスト利用入試(前期)(6科目型)と一般入試の両方に出願しました。大学入学共通テスト本番はとても緊張しましたが、自己採点の結果が良かったことで、「このまま一般入試も頑張ろう」と前向きな気持ちで関西大学の過去問題に取り組むことができました。

一般入試では、英語と国語に加え、選択科目として数学を受験しました。国語は大学入学共通テストに近い感覚で取り組めましたが、英語は文整序問題に苦戦しました。対策方法を調べる中で、「関西大学入学試験情報総合サイト Kan-Dai web」に掲載されている「英語攻略チャート」を見つけ、長文読解のポイントや問題の解き方を参考にしました。文章をすべて読むのではなく、必要な情報を素早く読み取ることを意識しながら、過去問題を使って対策を進めました。数学は記述式でしたが、国公立大学の二次試験対策を続けていたこともあり、大きく苦戦することはありませんでした。

一般入試は、3教科型【同一配点方式】(全学日程2)で受験しました。英語に苦手意識があった私にとって、すべての科目が同じ配点(150点満点)となるこの方式は、自分に合っていると感じました。また、共通テスト利用入試(前期)にも出願していたことで、「もう一つのチャンスがある」という安心感が生まれ、一般入試当日も落ち着いて試験に臨むことができました。結果的に、共通テスト利用入試(前期)と一般入試の両方で合格することができました。

共通テスト利用入試(前期)を受験して良かったこと何ですか?

多科目型で、積み重ねてきた学びと総合力を生かせた。

共通テスト利用入試(前期)は、自己採点で手ごたえがあれば安心して一般入試や国公立大学の二次試験対策に集中できますし、思うような結果でなかった場合でも、「次の試験で挽回しよう」と気持ちを切り替えるきっかけになります。関西大学には共通テスト利用入試(併用)もありましたが、私は大学入学共通テストと一般入試を分けて考えたかったため、共通テスト利用入試(前期)のみを受験しました。

また、経済学部の共通テスト利用入試(前期)は、出願時に3科目型・4科目型・6科目型(※)から選択でき、私は多科目で受けられる6科目型を選びました。国公立大学受験に向けて勉強してきた科目をすべて生かせることに加え、1科目の結果だけで合否が左右されにくく、得意科目でカバーできる点が自分に合っていると感じたからです。複数の科目でバランスよく得点することが得意だった私にとって、総合力で挑戦できる入試方式だったと思います。

第一志望の国公立大学にはご縁がありませんでしたが、共通テスト利用入試(前期)で関西大学に合格することができました。これまで積み重ねてきた学びを生かして合格できたことは大きな自信につながり、前向きな気持ちで関西大学への進学を決めることができました。

受験当時の制度です。2027年度入試より、6科目型は8科目型に変更。

関西大学で今、頑張っていることを教えてください。

経済学部の学びを深めながら、自分の可能性を広げたい。

一人暮らしにも少しずつ慣れ、新しい環境での大学生活を楽しんでいます。授業は高校までと比べて自由度が高く、先生方が自身の専門分野や研究内容を交えながら講義をしてくださるので、毎回興味をもちながら学んでいます。現在は、「ミクロ経済学入門」や「マクロ経済学入門」など経済学の基礎を学んでいます。もともと興味があった地域活性化について学べる授業もあり、入学前に学びたいと思っていた内容に触れられていることを実感しています。

これからは、簿記の資格取得などさまざまなことに挑戦しながら、3年次のコース分属に向けて基礎をしっかり学び、自分が本当に学びたい分野を見つけたいと思っています。 卒業後は、大学で学んだ経済学の知識を生かし、社会に貢献していきたいです。

受験勉強を頑張る、高校生へメッセージ

一人で抱え込まず、周りの支えを力に最後まで挑戦してほしい。

私が一番大変だったのは、大学入学共通テスト直前の年末年始でした。通っていた塾も休みになり、一人で勉強する時間が増えたことで、不安や孤独を感じることもありました。しかし、振り返ると家族や友達、学校や塾の先生など、本当に多くの人に支えられて受験を乗り越えることができたと思います。受験勉強は自分一人で頑張らなければならないと思いがちですが、悩んだ時は周りの人を頼ることも大切です。

また、私は好きなものを食べる時間を気分転換にしていました。受験勉強は長期間にわたるので、無理をし続けるのではなく、自分なりにリフレッシュできる方法を見つけておくと、本番も落ち着いて力を発揮しやすくなると思います。

そして、大学入学共通テストを受験する人には、共通テスト利用入試もぜひ活用してほしいです。私は共通テスト利用入試(前期)に出願していたことで、一般入試にも落ち着いて臨むことができました。自分に合った入試方式を上手に活用しながら、最後まで諦めずに挑戦してほしいと思います。

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