一般入試
- 一般入試で、どれくらいの得点を取れば、合格できるのですか。
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得点調整を行っていますので一概には言えませんが、過去3カ年の入試データ(3教科型)では、得点調整前の素点による合格ラインの平均は、学部・日程によって多少の差はあるものの文系学部・総合情報学部・社会安全学部の3教科型で約68%、理工系学部で約61%でした。ただし、合格ラインは、年度によって上下する可能性がありますので、上述の得点率(満点に対する合格ラインとなる得点の割合)はあくまでもひとつの目安としてお考えください。
また、中央値方式による得点調整後の合格ライン付近には、多くの受験生がひしめき合っています。例えば、2022年度一般入試(全学日程1・全学日程2)の商学部では、合格最低点(273点)の上下10点幅に738人も分布しています。
また、合格最低点の上10点幅には、合格者全体の約26%が集中しています。
「1点の重み」を意識して、確実に得点を積み重ねることが、合格への近道といえるでしょう。
- 法学部・文学部・経済学部・社会学部・政策創造学部・人間健康学部が全学部日程で実施する3教科型【同一配点方式】とはどのような試験方式ですか?
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3教科型【同一配点方式】は、同一日・同一時間に実施する従来の3教科型と同一問題を使用します。従来の3教科型の「英語」200点と「選択科目(地歴、公民または数学)」100点を傾斜配点方式により、それぞれ150点満点に換算し、「国語」150点満点とあわせて450点満点で合否判定を行うことが特徴です。従来の3教科型に比べて、「英語」の配点が50点低く、「選択科目(地歴、公民または数学)」の配点が50点高くなるので、選択科目が得意な受験生や、3教科ともバランスよく勉強に取り組んできた受験生にとっては実力を発揮しやすく、合格の可能性が高まるといえるでしょう。
ただし、3教科型【同一配点方式】と、同一日に実施する従来の3教科型とを併願することはできません。しかし、両方式とも同一日実施の共通テスト利用入試「共通テスト利用(併用)」と併願できるので、受験機会を増やして合格の可能性を広げることは可能です。
なお、文学部の3教科型【同一配点方式】では、初等教育学専修の入学者選抜は行いませんので、初等教育学専修を志望する受験生は、従来の3教科型を受験してください。