関大生の受験体験記

共通テスト利用入試(併用)合格体験談

門田 紗雪 さん文学部 総合人文学科 1年次生
(愛媛/今治西高校出身)

2025年度取材

関西大学 文学部へ出願を決めた理由を教えてください。

幅広い学びから専門を深めていく、独自のカリキュラム。

高校3年生になり、周囲が進路を決めていく中で、私は「これを専門に学びたい」と思えるものが明確になっていませんでした。歴史や文学への興味はあったので、県外の国立大学文学部を第一志望に据えて受験勉強を進めていきました。併願先を検討し始めた9月頃、地元には自宅から通いやすい大学がなく、いずれにしても県外に出るなら都市部で学んでみたいと考えるようになりました。関東は距離的にハードルが高かったため、関西圏の大学を調べていきました。

その中で心を引かれたのが、関西大学の文学部でした。多彩な専修(※)の中から、1年次に複数の専修の基礎を学び、2年次から希望する専修を選択できるカリキュラムは、私が求める環境そのものでした。歴史ひとつをとっても、日本・アジア・ヨーロッパと幅の広さがあり、「実際に学びを体験した上でじっくり選ぶ」という柔軟さに大きな魅力を感じました。ここなら自分の興味を広げながら、本当に深めたい分野を見つけていけると確信し、出願を決めました。

文学部では、2026年度入学生より芸術学美術史専修(美学分野)と哲学倫理学専修と比較宗教学専修を「哲学専修」に、世界史専修と地理学・地域環境学専修を「世界史・地理学専修」に、芸術学美術史専修(美術史分野)と映像文化専修と文化共生学専修を「表象文化専修」に変更します。

門田さんの受験スケジュール

  • START

  • 高校3年生 春

    • 国立大学 文学部を第一志望に、大学入学共通テストの対策を始める。主に過去問題や模擬試験の演習を行い、形式に慣れ、速読力や読解力を鍛えると同時に、苦手分野の克服に努める。
  • 高校3年生 9月

    • 幅広い専修を学んでから専門分野を決められるカリキュラムに興味を持ち、関西大学 文学部を併願先に決める。
  • 高校3年生 1月

    • 大学入学共通テストを受験。自己採点の結果が良く、関西大学の一般入試だけでなく、共通テスト利用入試(併用)も出願を決める。
    • 関西大学の一般入試対策で、過去問題を解く。共通テスト対策で鍛えた基礎や速読、読解力が、勉強の後押しとなる。
  • 高校3年生 2月

    • 関西大学一般入試と共通テスト利用入試(併用)を受験。
    • 共通テスト利用入試(併用)で、関西大学 文学部 総合人文学科に合格!

大学入学共通テストの受験勉強はどのように進めましたか?

まずは形式に慣れる。そして弱点を分析し、速読力と読解力を磨く。

高校3年生の春から、大学入学共通テストの対策を始めました。重視したのは、過去問題や模擬試験を解いて出題形式に慣れることです。最初は時間内に解き終わらないこともありましたが、演習を重ねるうちに最後まで解けるようになり、苦手だった英語の長文読解や数学の計算も、徐々に解答速度が上がっていきました。ただ、日本史だと出題される時代によって得点が安定しないなど、教科・科目ごとの苦手分野が浮き彫りになりました。間違えた所は必ず復習し、弱点を克服しながら進めることを意識しました。

その結果、大学入学共通テストの本番では、緊張せず冷静に臨むことができ、力を出し切って自己採点では国語と社会で好成績を出すことができました。そのため、当初関西大学は一般入試のみで受験する予定でしたが、共通テスト利用入試(併用)について改めて調べました。一度の受験で複数の合否判定を受けることができ、高得点の科目が採用されることを知り、合格の可能性を広げられると感じました。家族とも相談し、共通テスト利用入試(併用)にも出願することにしました。

大学入学共通テスト対策は、関西大学の一般入試対策にどう役に立ちましたか?

培ってきた基礎の土台が、関大対策を押し上げた。

大学入学共通テストが終わってすぐ、関西大学の過去問題に取り組みました。その中で強く実感したのは、大学入学共通テスト対策で鍛えてきた「基礎力」「速読力」「読解力」が大きな武器になったことです。関西大学の英語と国語は文章量が多く、内容を理解するのが難しかったですが、大学入学共通テスト対策の段階で、速く正確に長文の流れや内容を掴むように徹底してきたことがそのまま役立ちました。一方で、関大英語は文整序問題など独自の出題形式に最初は苦戦し、文脈の手がかりとなる単語や因果関係を丁寧に拾う練習を重ねました。また、苦手意識があった古文は、頻出単語を取りこぼさないように押さえることを意識しました。

日本史の問題形式は、大学入学共通テストとの違いを最も感じました。単なる暗記では太刀打ちできず、時代の流れや出来事の繋がりを全体的に理解する必要がありました。そのため教科書に立ち返り、「何が起きて、なぜそうなったのか」を繰り返し確認しました。全体を通して、関西大学の一般入試には何より基礎が重要で、これまで大学入学共通テスト対策で基礎を固めてきたからこそ、その上に関西大学独自の対策を無理なく積み上げられたと感じました。

共通テスト利用入試(併用)を受験した感想を教えてください。

強みを最大限に生かせる、「併用」への出願が心の支えに。

私は英語が苦手だったので、一般入試では3教科が同一配点となる全学日程2(2月5日〜2月7日)を選びました。同日の共通テスト利用入試(併用)は、550点中400点が大学入学共通テストの得点で決まる方式で、大学入学共通テストで好成績を出せた私には有利な方式でした。一般入試の本番では、国語と日本史は手応えがありましたが、英語は時間いっぱいまでかかってしまい、不安が残りました。結果として、一般入試では合格が叶いませんでしたが、共通テスト利用入試(併用)で合格することができました。

合格を知った瞬間は、これまで頑張ってきたことが報われた気持ちになりました。共通テスト利用入試(併用)は、大学入学共通テスト後に出願できるため、結果を見て判断できることが大きな利点です。そして、共通テスト利用入試(併用)を出したことで、「一般入試だけじゃない」という精神的な支えにもなりました。実際に共通テストの得点のおかげで合格できたので、出願して本当に良かったです。共通テスト利用入試(併用)は、大学入学共通テストの対策でこれまで積み上げてきた力や自分の強みを、最大限発揮できる受験方法だと思います。

関西大学で今、頑張っていることを教えてください。

視野が広がる日々の中で、本当に学びたいことを見つけていきたい。

国立大学にはご縁がありませんでしたが、関西大学に入学して初めて千里山キャンパスを訪れた時は、その広さに驚き、「ここで4年間学べるんだ」とワクワクしました。地元を離れる際は不安があったものの、家族が準備をサポートしてくれたおかげで、前向きな気持ちで新生活を始めることができました。関西大学は地方出身の学生も多いので、一人暮らしや寮の生活について友達と話す時間も楽しく、励みになっています。

文学部では、日本史・文化遺産学専修をはじめ、他の気になる専修の授業を幅広く受講しています。大学での学びは高校までとは異なり、自分で調べて発表する過程で、新しい知識や視野が広がっていく感覚があります。また、他の学生がどんな所に関心を持っているのか、自分と違う考えを知ることも刺激になっています。どの授業もおもしろく、2年次でどの専修に進むか、現時点では迷っている段階です。これだと思うものを見つけて、自分が深めたい学びを追究していけたらと思っています。

受験勉強を頑張る、高校生へメッセージ

一人で抱え込まず、支えてくれる人に頼って。

受験勉強中は、努力しても模擬試験などの結果が安定しなかったり、終わりの見えない不安を抱いたりと、苦しい時期が何度もありました。周りの友達が続々と進路を決めていく中で、自分だけ取り残されているように感じたこともあります。そんな時に支えになったのは家族の存在でした。話を聞いて一緒に向き合ってくれることで、自分の気持ちを落ち着けて勉強に集中することができました。一人で抱え込まず、家族や友達、先生など、支えてくれる人に頼ることも大切にしてほしいと思います。関西大学の入学試験は、さまざまな日程や方式があり、自分に合うものを選ぶことで合格のチャンスを広げることができます。強みを生かして、ベストを尽くしてください。

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