関西大学の充実した制度で
成長して進む、未来への道。

株式会社安川電機平田 真里商学部 2017年3月卒業
福岡
Q.1
今の仕事を選んだ理由ややりがいを教えてください

経理の知見から、世界4大ロボットメーカーの進化を支える。

株式会社安川電機はモータや産業用ロボットなどメカトロニクス製品を手掛けるメーカーです。その経営企画本部にて、世界30か国に及ぶ現地法人・グループ各社の月次利益管理や四半期ごとの決算業務などを行っています。損益計算書の構造や経費などの使用状況をモニタリング、フォローし、軌道修正ができた時は嬉しいです。学生時代から、「商学部の会計専修での学びを生かすことができる」経理職を志望して就職活動を行っていました。安川電機では経理の中でジョブローテーションがあり、経理の仕事を追求できる点に魅力を感じて入社しました。
現在3部署目で思い描いていたキャリアを築けていると感じています。これまでは全社の数字の終着点に近い部分で仕事をしてきましたが、今後は製品の原価管理などメーカーならではの上流工程に携わる仕事にも挑戦してみたいです。技術で進化する安川電機を、数字の面から支えていきたいと思っています。

Q.2
関西大学に入学を決めた理由・取り組まれた研究を教えてください

両親に安心を与えた寮の存在。先輩の勧めで会計専修へ。

数学が得意だったので自然と経済学部や商学部への進学を考え、複数の大学を受験しました。関西大学を選んだ決め手の一つは学生寮の存在です。門限のある女子寮※での共同生活は両親の安心感が大きく、入学前に一緒に見学に来た時も学生寮には太鼓判を押していました。実は父親も関西大学出身なので、元々関西大学への信頼が厚かったこともあります。
※2018年から一般学生と留学生が共に生活できる女子専用の国際学生寮になりました。
大学生活では、サークルの先輩の勧めをきっかけに会計専修に進み、ゼミで「企業の持続可能性」について研究しました。また、ゼミのフィールドワークで上海へ研修に行き、調べたことを現地の学生に発表する体験もすることができました。さらに、簿記の勉強も始めて経理に関わる仕事を志すようになり、現在簿記の知識を生かしながら業務を行っています。結果的にサークルの先輩との出会いは自分の人生にとても影響があったと思います。何がどこで繋がるのか分からないからこそ、大学では色々な経験をすることが大切だと実感しています。

Q.3
関西大学での経験で印象に残っていることは何ですか?

自己成長に繋がった、留学や資格取得、寮生活。

留学、資格取得、寮生活などさまざまな経験を通して、意識が変わり自己成長に繋がりました。
中でも大学の留学プログラムで、2週間フィジーに留学したことは印象的でした。英語以外の言語使用禁止の学校に通い、ホームステイ先ではずっと英語でコミュニケーションをとる日々を過ごしました。フィジーでは自分の「当たり前」が覆る瞬間を何度も経験。未整備の道路や廃棄物処理に課題を覚え、環境保全に貢献する技術力の高い会社に就職したいと思うきっかけにもなりました。
簿記の勉強は関西大学の資格取得支援機関である「エクステンション・リードセンター」を活用しました。大学の授業に合わせて時間割が組まれており、わざわざ学外の専門学校に通うことなく学内やWEBで学習が完結するので効率が良かったです。
毎日の寮生活も刺激になりました。2、3年次には幹部になり、寮運営にも携わりました。育った環境や考え方の違う学生と意見を交わし状況を改善していく経験を通して、試行錯誤しながら問題解決する力が身についたと思います。

Q.4
関西大学の就職サポートをどのように活用しましたか?

多数の企業が学内セミナーを開催。第一志望になる会社と出会う。

大学3年次の夏頃から、大学主催の就活セミナーや企業セミナーには欠かさず参加していました。幅広い業界の企業が来校してくださるのは総合大学の強みですし、就職活動中に別の大学の知り合いと話していると、来校される企業数は関西大学が群を抜いていました。また、キャリアセンターの職員の方には、採用面接がうまく行かなかった時に相談に乗っていただきました。学生数が多いにも関わらず、ここまで一人ひとりにきめ細かい対応をいただけるのかと、大変心強かったです。
安川電機のことを知ったのも就職サポートのおかげです。就職活動を終えた4年次生の先輩「キャリアサポーター」の方から、たまたま企業名を聞いたことがきっかけでした。気になってホームページを調べて興味を持ち、そこから第一志望に。後に、安川電機の学内セミナーも開催されたので他大学の学生よりも採用担当の方に会える機会が多くあり、顔を覚えてもらえたのも良かったです。全く知らなかった段階から、自分の第一志望となるような企業に巡り合い、思い描いている社会人人生を歩むことが出来ているので、就職サポートはぜひ活用してほしいです。

Q.5
これから関西大学を受験する高校生にメッセージ

自分の在り方が変わる4年間。悔いのない進路選択を。

大学に進学すると、高校生の頃と比べて自分で物事を選択する機会が多くなります。不安を覚えることもあるかと思いますが、関西大学にはさまざまな環境、設備、制度などが充実しておりサポートしてくださる先生や職員の方々がいます。出会いやご縁を大切に、失敗を恐れず興味を惹かれるものにはどんどん挑戦して、関西大学の環境を最大限に活用することで、私自身は成長でき、進みたい道を見つけることができました。
大学時代は良い意味でも悪い意味でも、自分の在り方が変わりうる4年間だと思います。皆さんも悔いのない学生生活を送れるように、大学選びや受験勉強に注力いただければと思います。皆さんの進んだ道がもし関西大学なら、先輩として嬉しく思います。