関大生の受験体験記

一般入試の合格体験談

佐久間 由飛 さん環境都市工学部 都市システム工学科 1年次生(神奈川/県立横須賀大津高校 出身)

関西大学 環境都市工学部へ出願を決めた理由を教えてください

社会システム設計など学びたい学問の存在をパンフレットで知った。

出身地である神奈川県横須賀市は、かねてから人口減少の進行が問題になっていて、地元として「人が集まる街にしたい」という思いがありました。高校2年生の春頃に進学や将来やりたいことについて考えた時に、社会システムやまちづくりの設計に携わる仕事に就いて地元を活性化させたいと心を決め、大学を調べ始めました。
たくさんの大学のパンフレットを取り寄せて読んでいく中で、一番強く興味を惹かれたのが関西大学 環境都市工学部 都市システム工学科でした。関西にゆかりはなかったのですが、大学では一人暮らしをしたかったので良い機会だと思いました。

受験科目はそれぞれどのように勉強しましたか?

高校3年生の夏から、英語、数学、化学の基礎を徹底的に固める。

高校3年生のゴールデンウィーク頃から周囲は受験勉強を始めている人が増えてきましたが、私は部活動をしていたので、引退した7月頃から本格的に取り組み始めました。直近の6月に受けた模擬試験の関西大学の合格可能性判定はE判定。塾にも入り、主に関西大学の受験科目である英語、数学、化学の勉強を始めました。環境都市工学部は物理で受験する人が多いのですが、学校の科目選択では得意な化学を選択していたので、これまでやってきたベースを生かして化学で受験することにしました。
どの教科も、基礎・基本を身につけることを徹底しました。英語は一番苦手だったので、単語と文法を毎日勉強して基礎を固めてから長文問題を解いていきました。知らない単語や熟語が出てきたらその都度単語アプリに登録して、隙間時間にもすぐに見られるようにしていました。数学は普段の授業で身についていた基礎をもとに、分からない問題は先生に聞いて勉強していました。化学は基本レベルの市販教材をシリーズで揃えて、穴が開くほど読んで問題を解いていました。

11月頃から受験当日までの追い込みを教えてください

自己分析から戦略を立て、最後まで苦手分野の克服に注力。

過去問題は、試験の傾向や今後の勉強の進め方を考えるために夏に一度解いていましたが、11月くらいから本格的に解き始めました。自己分析して、苦手な英語は確実に6割を取ることをめざし、得意な化学で満点を狙って点数をカバーしようと目標を決め、勉強の仕方も変えていきました。英語は他大学の過去問題も取り入れて、関西大学と似ている英語の長文問題を毎日2、3問は必ず解きました。化学は難易度の高い問題にも挑戦して、難しい問題が出題されても取りこぼさないように対策をしました。
関西大学の受験前に他の私立大学も受験したのですが、そこで解けなかった問題の範囲を復習したり、新出の単語を覚えたりして、関西大学の受験当日まで学力向上に集中しました。入学試験は東京会場で3日間すべて受験しました。手応えを感じる日もありましたが、帰宅すると不安になり、最後の日まで慢心せずに試験でわからなかった問題を解くなど苦手分野の克服に努めました。全力を尽くして合格した時の喜びは今も忘れられません。

模擬試験との向き合い方を教えてください

判定だけにとらわれず、
自分にプラスになるような捉え方を。

高校3年生の6月に受けた模擬試験の関西大学の合格可能性判定はE判定で、そこで火がついて自分なりに頑張って勉強したにもかかわらず、年末の模擬試験でもE判定。落ち込みましたし、周りからも合格は厳しいのではと言われましたが、実は自分では「受からないかも」「関西大学の受験を諦めよう」とは思わなかったんです。「夢を叶えたい」「そんなことを考えている時間があったら勉強しよう」という気持ちでした。今振り返ると、一度やると決めたらとことん突き進む、猪突猛進な所があったと感じます。
受験生の中には模擬試験の結果でB、C判定が出ているからと安心して勉強をなおざりにする人もいるかもしれません。ずっとE判定だったからこそ、最初に灯った火を最後まで消さずに勉強し続けることができたのだと思います。模擬試験は、判定だけを気にするのではなく必ずわからなかった問題の解き直しをして、できない分野をなくすために利用していました。自分にとってプラスとなるようにうまく取り入れていくことが大切だと思います。

関西大学での生活はどうですか?

「新入生歓迎の集い」は、
友達づくりの良い機会に。

学びたい勉強や念願の一人暮らしができて、充実した毎日を過ごしています。1年次は数学や物理の勉強も多く、特に物理は高校の授業でも受験対策でもあまり取り組んでこなかったので、授業についていけるように予習をするなど人一倍頑張って勉強しています。3年次からは「社会システム計画コース」に進み、都市社会を持続的に発展させる方法を深く学んでいきたいと思っています。
入学式の翌日に大学内で開催された「新入生歓迎の集い」というイベントは、友達づくりの良い機会になりました。一人暮らしを始めた新入生と留学生を対象にしており、私のように近畿圏外から初めて大阪に出てきて一人で生活を始める学生が多数参加していました。同じ学部や出身地域ごとに学生が集まり交流したので、共通の話題も多くて意気投合でき、大学で初めての友達をこのイベントでつくることができました。大学が新生活の不安を抱える学生に寄り添い、学生同士の交流に手厚く支援してくれることに、家族も安心していましたね。

受験勉強を頑張る、高校生へメッセージ

最後まで諦めないで、後悔のない受験を。

受験勉強で大切なのは、「あの時ああすれば良かった」と後悔しないように行動することだと思います。今思うと、もっと早くから受験勉強をしておけば良かったという思いが本音でしたが、高校3年生の7月から受験勉強を始め、11月頃から過去問題に取り組んでも努力を続ければ間に合いました。
ただ、「周りが何と言おうと、関西大学の受験を諦めないで良かった」と心から思います。たとえ周りに無理だと言われても模擬試験の結果が悪くても、自分さえ諦めずに最後まで努力すれば、合格を掴むことができるはずだと私は信じています。「ダメもとでも受験すれば良かった」「諦めなければ良かった」と悔いを残す可能性があるなら、やることはすべてやってみることをおすすめします。後悔することなく受験を終えられるように応援しています!

佐久間さんの受験スケジュール

  • START

  • 高校2年生 春

    • 自分が将来やりたい仕事を考え、そこに繋がる大学・学部について、リサーチを始める。
    • 関西大学 環境都市工学部 都市システム工学科を第一志望に考える。
  • 高校3年生 春

    • ゴールデンウィーク頃から、周囲の空気が受験モードに変わったのを感じ取る。自分は部活動があったので、まだ受験モードにはならず。
  • 高校3年生 夏

    • 模擬試験の関西大学の結果はE判定。気持ちに火がつく。
    • 部活動を引退後、塾に通い始める。
    • 受験勉強を本格的に始める。基礎固めに勤しむ。
  • 高校3年生
    11月〜

    • 11月ごろから過去問題を解き始める。
    • 年末、最後の模擬試験の関西大学の結果もE判定。合格することだけを考えて勉強を続ける。
  • 高校3年生
    2月

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