関大生の受験体験記

共通テスト利用入試の合格体験談

鎌倉 莉瑚 さん法学部 1年次生(北海道/旭川東高校 出身)

関西大学に出願を決めた理由を教えてください

国公立大志望者受けやすい共通テスト利用入試独自奨学金制度

高校時代、大学では地元の北海道を出てさまざまな文化にふれたいと思っていました。修学旅行で大阪に訪れた際に、人柄や街の雰囲気が気に入り、関西圏の国公立大学を第一志望に。併願先として私立大学を検討する中で、魅力を感じたのが関西大学でした。
関西大学を調べていくと地元でも知名度が高い大学だったこと、学びたい学部があることに加え、共通テスト利用入試において各学部の方式のバリエーションが豊かで、得意科目を生かし効率良く受験できることを知りました。さらに、『「学の実化」入学前予約採用型給付奨学金』という入試出願前に給付奨学金の申請結果が分かる関西大学独自の奨学金制度があり、学生支援の手厚さに感銘を受け、出願する決め手となりました。

受験方式の選び方を教えてください

大学入学共通テストの対策のみで、得意科目を生かして受験。

高校三年生の夏に部活動を引退してから塾に通い、共通テストの5教科7科目の勉強を始め、秋頃には国立大学の2次試験の勉強を並行して進めました。苦手な数学は2次試験の科目にもあるので重点的に勉強し、得意科目の国語と理科基礎は取りこぼしがないように意識し勉強していました。
関西大学の共通テスト利用入試は、入試方式のバリエーションが豊富で選択肢がたくさんありました。私は国公立の2次試験対策に時間をあてたかったので共通テストの得点のみで合否判定を受けられる「共通テスト利用入試(前期)」で出願しました。また、関西大学では、共通テスト利用入試(前期)の方式は、2科目型から6科目型まで幅広い複数の方式がありましたが、国立大学の対策をしていたことを生かし、6科目型を選びました。学部ごとに方式は違いますが、国立大学志望の受験生でも選択しやすい方式が多数あったので、調べておいてよかったと思いました。

共通テスト利用入試を受験して良かったことは?

共通テストの高得点科目を最大限に生かして受験できる

共通テスト本番では、得意の英語・国語・理科基礎は予想通り点数を取ることができ、数I・数Aも今までの努力が実りましたが、数II・数Bの点数は伸びませんでした。
関西大学の共通テスト利用入試は、「高得点採用」であるため、数II・数Bの得点が足を引っ張ることはなく、点数の高かった科目を最大限に生かして受験できた点が、良かったです。

共通テスト利用入試では複数の方式で合格をいただきました。国立大学の2次試験の前に合格がわかったので、精神的に支えられた部分も大きかったです。

鎌倉さんの受験スケジュール

  • START

  • 高校3年生 夏

    • 進学先を考え始め、学びたい学部がある国立大学を第一志望に決める。
    • 部活引退後、塾に通い「大学入学共通テスト」(5教科7科目)の勉強を本格的に開始。
  • 高校3年生
    夏休み明け

    • 関西大学をはじめ、共通テスト利用入試で受験できる私立大学の志望校を検討。各大学・学部ごとの入試方式について調べ始める。
  • 高校3年生 秋

    • 国立大学2次試験の勉強を開始。
    • 成績をもとに、私立大学の併願先を関西大学に決定。
    • 関西大学の一般入試も受験することを決める。
  • 高校3年生 冬

    • 1月 「大学入学共通テスト」受験!
    • 2月 関西大学 一般入試受験!
    • 2月 共通テスト利用入試(前期)で関西大学法学部に合格!

一般入試も受験されていますが対策はしましたか?

国立大学の受験勉強が、そのまま一般入試に繋がった

試験の雰囲気に慣れるために一般入試も受験しました。関西大学の一般入試は、「基礎をきちんと理解していれば解くことができる」と言われています。一般入試の過去問題を解いてみると、独特な設問はありましたが、共通テストや2次試験に向けて勉強していたこととすべて繋がっている感覚がありました。
例えば、一般入試の国語は共通テストに似ている部分があったので、共通テスト対策がそのまま役に立ちました。一般入試の英語は、過去問題を解くことで語彙力が増え、2次試験の長文読解や英作文の訓練になりました。そのため、個人的には関西大学の一般入試のために時間を作って特別な対策をしたという意識はなかったです。
一般入試当日は、地元に近い札幌で受験できたことも良かったです。北海道は雪で飛行機が飛ばなくなることが多いですが、天候の心配なく試験に集中することができました。

関西大学で今頑張っていることを教えてください

学部の仲間や留学生とたくさん交流したい。

第一志望の大学にはご縁がありませんでしたが、志望度が高かった関西大学 法学部へ進学を決めました。受験前に思い描いていたとおり、関西大学には日本全国や海外から学生が集まっていて、さまざまな価値観を持った人たちと交流することができています。奨学金をいただいているおかげで、アルバイトをせずに自分の好きなことに時間費やすことができています。
異文化交流や外国語に興味があったので、入学後すぐに留学生と一緒に居住する「国際学生寮」に入寮しました。家賃も安価なうえ、キッチンや多目的室などの共有スペースで日常的に英語を使う機会があり、留学生の友達もできて充実した日々を過ごしています。
また、法学部の授業は専門的なことが学べて、新しい発見が多く興味深いです。学んだことを実践したいと思い、法律系のサークルにも所属しました。勉強やたくさんの人との関わりを通して、自分の物事への関心や進路の選択肢がどんどん広がっているのを実感しています。

受験勉強を頑張る、高校生へメッセージ

一人じゃない。周りの味方を頼りに最高のパフォーマンスを。

受験勉強をしていると、模擬試験の結果が出る度に周りの友達と比較して焦ってしまったり、劣等感や嫉妬心を抱いてしまったりすることもあると思います。そこで悲観的になって終わるのではなく、解き方や勉強法を友達に聞くなどして、自分の学力を伸ばそうと前向きに考えることが肝心だと思います。
試験本番は自分一人で戦わなければなりませんが、それまでの準備期間は決して一人ではありません。あなたを応援してくれている家族、共に支え合い高め合うことのできる友人、相談に乗ってくれる塾や学校の先生がいます。周りの味方をたくさん頼って、最高のパフォーマンスに繋げてください。春に皆さんが笑顔で志望校に入学できることを祈っています。

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