学生インタビュー
学生にオンライン授業を
受講する難しさと
メリットを語ってもらいました。
今、関大生は
どのように学んでいるか
3万人を超える学生が学ぶ関西大学。
学びを支える教職員の後押しを受け、
学生達もそれぞれの環境で学び続けています。
-
自宅通学
キャンパスに
行けない時期も、
手厚いサポートを
受けながら
学び続けました。
-
化学生命工学部 化学・物質工学科
4年次生 岩間 亮 さん
(兵庫/滝川高校出身)
- 先行きが見えない不安を
オンラインで支えてもらえた
- 大学院への進学を決意して4月を迎えましたが、しばらくキャンパスに通えない日々が続きました。例年なら研究室で行う実験ができず、卒業研究に取り組めるのか不安が高まった時期もありました。しかし、研究室の先生がZoomを使って相談に乗ってくださり、大学院進学の手続きもキャンパスに行かなくていいように配慮していただけたので、早い段階で安心できました。オンライン授業においては順番にプレゼンテーションを行うなど、対面形式の授業のように実践的な学びも経験。6月からは週1日ですが研究室で実験を行い、自宅でのオンライン授業と組み合わせて学んでいます。

どのように
オンライン授業を
受けていましたか?
- 対面授業との違いを
感じたことは?
- 授業の時間は30~50分程度と対面授業より短いのですが、
動画を観た後でノートをとって課題に取り組むため、
いつもより学習時間が必要ですね。
- 今回の関西大学の対応に
ついてどう感じましたか?
- 4月20日からオンライン授業がスタートしたので、
早い段階で学習意欲を取り戻すことができました。
他大学に通う兄弟は5月前半からの授業スタートだったので、
大学による取り組み体制の違いを感じました。
- 外出自粛の間はどのように
過ごしましたか?
- 同じ学科の仲間や、課外活動の仲間と「どういう感じで過ごしてる?」と
LINEでやり取りしていました。授業の上手な受け方を情報共有したり、
後輩からの相談に答えたりと、人とのつながりの大切さを感じました。
-
一人暮らし
下宿先でも意欲を失わず、
授業と将来に
向けた勉強を
両立できています。
-
経済学部 経済学科
3年次生 辻本 美咲 さん
(広島/県立広島国泰寺高校出身)
- オンライン授業ならではの
メリットも実感しています
- 移動制限のために実家に帰ることが難しい状況だったので、春から下宿先で学習を続けています。一人暮らしの学生を支援する一律金を、早期に支給してもらえたのはありがたかったですね。授業は11科目を履修し、すべてオンラインで受講中です。対面の授業と比べると、先生の表情やしぐさが伝わりにくいこともあります。しかし重要なポイントを強調して表示したり、チャット機能を使って質問しやすくしたりと、先生方がさまざまに工夫してくださるので、学習意欲を維持できています。また、時間を選ばず受講できる授業は予定の調整がしやすく、将来に向けた公務員試験対策と並行して学習を進めています。

外出自粛期間を
どのように
乗り切りましたか?
- 自粛期間中に困ったことは?
- キャンパスに立ち入れないため、授業で使う資料の印刷に困りました。
プリンターを購入したのですが、その費用とインク代がかかったので、
一人暮らしの学生を支援する一律金の支給はありがたかったです。
- 授業を受ける際に
気を付けていることは?
- 下宿先にこもりっぱなしなので、時間を無駄に過ごしがちです。
そこで授業時間にあわせてタイマーを設定し、
気持ちを切り替えるように意識しています。
- オンライン授業で
困ったことは?
- 対面で授業を受けていた時よりも、提出する課題やレポートの量が大幅に
増えました。大変ですが、授業を聴くだけでなくアウトプットする分、
授業の理解度は高まっていると思います。