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文理融合 バックナンバー

学生インタビュー「研究の醍醐味は新しい何かを発見すること」

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化学生命工学部 生命・生物工学科
田川 絵理さん

関大でプラス

2015年12月24日、グランフロント大阪で開催された「AjiCon2015 こんなアイデアどうですか? ~文系学生と理工系技術のコラボが生み出す新アイデア~」は、関西大学ならではの「文理融合プロジェクト」。化学生命工学部の河原秀久教授(天然素材工学研究室)が開発した「過冷却促進物質」をテーマに、商学部の学生が商品開発やビジネスプランをプレゼンテーションし、社会人との対話から事業化への道を探りました。
今回ご紹介するのは、同プロジェクトに参加した化学生命工学部の田川絵理さん。商学部の学生との活動のほか、ご自身の研究などについてお聞きしました。

「過冷却促進物質」の新しい用途を研究

小さい頃から理科が好きでした。高校で生物に興味をもち、関西大学化学生命工学部を受験しました。高校の生物は、答えのある問題を解くことが主な勉強でしたが、大学は違います。じっくり考えて解く問題が多く、自分で計画を立てて実験するなどマニュアル通りにはいきません。
3年次生の秋から研究室に所属するのですが、食品や化粧品など身近なものをテーマに学びたくて、天然素材工学研究室を選びました。事前の見学で、先輩方の雰囲気が楽しそうだったこと、さまざまな学会で発表する機会をいただけることも決め手となりました。
現在は、研究室でコーヒー豆や小豆の粕といった食品加工廃棄物から抽出した「過冷却促進物質」について研究しています。この物質は水が摂氏0℃以下になっても凍結しない過冷却の状態を促進させる力があり、このエキスを食品に添加することで摂氏0℃以下での品質保持や、これまで冷凍することができなかった野菜などの長期保存に役立つことがわかっています。小さい頃から看護師に憧れ、医療にも関心があるので、今後はこの「過冷却促進物質」を細胞や臓器の低温保存に応用したいと考え、研究を進めているところです。

「過冷却促進物質」の新しい用途を研究

商学部とのコラボで斬新な発想にびっくり!

「AjiCon2015」では、「過冷却促進物質」をテーマに、商学部の学生8チームが事業化に向けたアイデアを発表しました。このプロジェクトは化学生命工学部と商学部のコラボレーションであり、私は各チームに「過冷却促進物質」のエキスを提供するとともに、実験の指導やアドバイスなどを通して、プレゼンテーションの準備をサポートしました。
活動は9月頃から始まり、なかでも驚いたのは商学部の皆さんの発想の斬新さです。私なら固定観念に縛られて思いつきもしないようなアイデアがいくつも出て、実際に上手くいったものもありました。思ってもみなかった質問に返答できず苦労もしましたが、それまで文系学生と接することがなかった私にとって、貴重な体験となりました。

商学部とのコラボで斬新な発想にびっくり!

研究を深めるため大学院進学を選択

河原ゼミで学ぶうち、研究の面白さを実感するようになりました。実験に失敗はつきものですが、成功した瞬間はやりがいを感じます。「今までわからなかったことがわかること」が何よりの魅力でしょう。また、人前で話すことが苦手でしたが、海外の学会で発表させていただく機会をいただき、少しは苦手意識が消えたように思います。
卒業後の進路で悩みましたが、研究を深めたかったのと、さまざまな学会発表を通してプレゼンテーション能力を高めたいと思い、大学院進学を決めました。修了後の具体的な目標はまだありませんが、やはり研究職に就きたいです。将来は、仕事と家庭を両立できればと考えています。
高校生の皆さんには、部活や趣味など今取り組んでいることを一生懸命やってほしいです。受験生になった時、そのがんばる力があきらめない力につながるでしょう。私自身、高校で部活動に集中したことでやり通す力が身につき、受験を乗り切ることができました。ぜひがんばってください。

研究を深めるため大学院進学を選択

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