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理工学研究科
ソーシャルデザイン専攻
(現 環境都市工学専攻)
博士課程前期課程 2年次生
近藤 拓也さん 大阪/府立夕陽丘高校出身

Q.建築という分野の中でも比較的新しい「ソーシャルデザイン」に関わっているそうですね? はい。建物単体に特化して設計を行う手法に対して、ソーシャルデザインはその周辺や地域全体を考える「まちづくり」であり、人のつながりを生み出す設計だといえます。そのため、周囲と調和する建物の設計はもちろん、公共スペースの設計やイベント企画に力を注ぐこともあります。 Q.例えばどのようなことを行っているのですか? 研究室の担当教員である江川直樹教授は設計事務所「現代計画研究所」の元代表(現顧問)であり、数々の「まち」をつくってこられた方です。経験豊かな先生の指導のもと、兵庫県丹波市の地域活性化、京都府八幡市の男山団地のコミュニティづくり、奈良県橿原市の愛宕祭活性化など、関西各地でプロジェクトが動いています。私たちも複数の案件に並行して取り組み、関西各地を飛び回っています。 Q.まちづくりだけではなく、「まち」を活性化するイベント企画にも携わっているそうですね。 空間をデザインするという意味では、これも建築家の重要な仕事です。JR大阪駅の複合施設である「大阪ステーションシティ」は、人が集う街というコンセプトのもと誕生しました。この「まち」の良さを利用者に実感してもらうためのイベントを、学生リーダーとして企画・運営しました。 Q.具体的にはどのような? まずは「まちらしさとは何なのか?」という考えから、実際の利用者の声を集めるためのフォトコンテストを企画。投稿写真やコメントを通じて実際の利用者の「まちを感じる」場所や理由を分析していきました。その結果、見えてきた独自の“まちらしさ”とは、大きな屋根がありながらも外とつながっており、開放性のある「半屋外」であること、そして「南北に長いダイナミックさ」。そこで私たちは、南北を吹き抜ける自然の風を目でも耳でも楽しんでもらおうと発案し、メイン広場[時空の広場]の花壇の上にワイヤーを張り巡らせ、半透明のかざぐるまを吊るしました。名付けて「宙に浮かぶ1000のかざぐるま」です。風が吹くと1000個のかざぐるまがカラカラと音を立てて一斉に回ります。お年寄りも、海外からの観光客も、忙しそうなビジネスマンも立ち止まり、かざぐるまの音に耳を傾ける風景が見られました。同時開催した「かざぐるまづくり」では、子どもたちのはしゃぎ声も…。普段は通過する人の多い広場が、その時はみんなで風を楽しむ広場へと変身しました。 Q.この経験から学んだ「ソーシャルデザインの本質・魅力」とは何ですか? 「現場の声を聞く」ということです。何度でも現地に足を運び、その地を利用する方や働く方々と話すこと。そうして初めて見えてくる「その場の魅力」があります。さまざまな方々と接し、話す中、アイデアが広がると同時に、ワイヤーやかざぐるまが風で飛んだ場合のリスク対策など、実現に向けた安全性の確保についても気付かされました。これは机上で設計をしているだけではなかなか思い至りません。最終的には「どんなイベント会社に頼んだ時よりも人の笑顔が集まった」と評価をいただき、携わった全員で喜び合いました。卒業後に働く住宅メーカーでもこの「設計の原点」を忘れず、人の感動やつながりをデザインしていきます。 ムービーを見る

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