総合情報学部は、データサイエンスの手法と応用を学ぶ絶好の環境(竹中教授)
データサイエンスは手法と応用という2つの柱で成り立っています。手法とは、コンピュータで情報を解析するための手段であり、コンピュータサイエンスと呼ばれる部分です。近年は「AI」「ディープラーニング(深層学習)」に注目が集まっていますが、こうした手段を深く理解するためには、数学の知識や思考力が役に立ちます。もう一方の応用とは、ある分野で得た手法を他の分野に展開することです。例えば、金融分野で得られた手法を応用して、医療分野で新しい知識を取り出そうとするならば、生命のメカニズムやその分析に必要な要素が何かといった知識が必要になります。関西大学の総合情報学部では、この手法と応用をバランスよく学ぶことができます。コンピュータサイエンスを深く学ぶとともに、法学、経済学、心理学などを幅広く学べるようなカリキュラムが用意されています。総合情報学部は文理融合型の学部であり、分野を超えて手法を応用するデータサイエンスを学ぶには、うってつけの環境と言えるでしょう。