あらゆる業界、
あらゆる職種に応用できる!
ビジネスの新・必須スキル
「データ活用」
現代のビジネスは、消費者の購買記録や広告プロモーションがおよぼす影響など、あらゆる数値をデータ化し、そのデータに基づいた戦略立案、改善を行うことが必須になっています。いわば「データ活用スキル」は、これからの社会で働く上で必要不可欠な素養。では、実際の業務ではどのようにデータが活用されているのでしょうか。関西大学を卒業し、企業の第一線で活躍するビジネスパーソンに聞いてみました。

ビジネスの最前線で活躍する関大卒業生
●現場でどのように
データを
活用していますか?
●ずばり、
データ活用スキルを
身に付けることの
強みとは?
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大手食品メーカー勤務(経済学部卒)
データ分析力は、
提案・発言の説得力でもある。市場データなどをもとに、販売店などのお客様に商品を採用いただく販売戦略を考えます。提案には、裏付けとなるデータが必須。データの有無や分析の精度の高さが、企画や発言の説得力に大きく影響します。そのため、データ分析スキルが身に付いている人材は即戦力として、入社直後から他の新入社員と差をつけられるはずです。
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大手化粧品メーカー勤務(文学部卒)
「データを根拠に話せるか」が、
任される仕事の幅に直結。担当エリア内のドラッグストアについて、エリア内での売上シェアや売上の変化などを分析。そのデータに基づき、「次はどの商品を扱ってもらうか」「どのように陳列してもらうか」などを企画します。商談の場では、「数字」が最大の根拠であり、提案の材料。データ分析ができるかどうかで、担当できる仕事の幅が大きく変わると思います。
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大手スポーツ用品メーカー勤務
(人間健康学部卒)データ活用スキルは、
キャリア形成の基盤になる。膨大なデータを分析し仮説を立て、商品企画を行うマーケティング。分析の精度が、良い商品を生み出すために非常に重要です。一方で、データ分析は業務のほんの一部。そのため、大学生のうちにデータ活用スキルを習得しておくと、就職後に他のスキル、強みを優先的に鍛えていくことができ、キャリア形成において非常に有利になるはずです。
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大手事務機器メーカー勤務
(商学部卒)蓄積されたデータは
現在・未来の
ビジネスのヒント。法人向けに、オフィスに最適な家具や空間設計を提案するのが私の仕事。例えばコロナ禍で出社率が下がったときと、そこから出社率が回復してきたときではオフィスに求められる機能も異なります。変化の激しい現代ビジネスにおいては、過去のデータから得られる洞察に基づき、お客様のご要望にリアルタイムで応え続ける力が必須だと思います。