法と政治を学ぶことで、社会の諸問題に対して自らの意見を構築できる人材を育成します。異なる価値を受け入れ、論理的な分析や民主的な調整をしながら、問題を解決する能力を養います。
法学は、知識を記憶すれば足りる科目ではなく、知識を用いて弁論によって相手を説得する技術であり、その際に論理が重要な役割を果たします。豊富な知識・明晰な論理・鮮やかな弁論の三者が組み合わさったとき、はじめて大きな力を発揮します。このスキルは、社会を生き抜いていくために必要とされる能力です。相手を尊重し、議論を通じて正しさを探究することが、皆さんが法学部で学ぶべき最も大事な事柄だと考えています。