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2017年度掲載 環境都市工学部 都市システム工学科 社会資本計画研究室

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地理情報システム(GIS)などを用いたデータの分析・解析から、まちづくりに生かす理論を構築する

外環境都市工学部 都市システム工学科
社会資本計画研究室

地理情報システム(GIS)などを用いたデータの分析・解析から、まちづくりに生かす理論を構築する

未来にある複数の可能性を提示

まちづくり、都市計画などが私の専門分野で、その研究の一環として「誰がなぜ、引っ越しをするのか」の分析を通じた土地利用モデルの作成を手がけています。日本人の土地利用における一つのモデルケースとして、結婚して子どもがうまれ、郊外に一戸建てを購入するという流れがあります。その他には近年、郊外の住民の高齢化が進み、住宅を売却して駅に近く利便性の高いマンションを買って中心部に戻ってくるというケースも。これらの行動(引っ越し)に関する志向や、年代・年収などによる選択基準などの数学的モデルを構築し、現実のデータを打ち込むことでその動きを解析します。
分析ツールとして用いるのは地理情報システム(GIS)です。GISにはデータを入力するデータベース機能と解析機能、そして解析した結果を画面上で見せるディスプレイ機能があります。大量の情報を高速で解析できるのがGISの特長で、上の「引っ越し」のモデルでいうと10年後、20年後、30年後といった時間軸における人の流れを即座に画面上に提示することができます。また、ある特定の地域で「郊外から都心に引っ越しをしたときに補助金を出す」という政策を行う場合、その政策を「する・しない」それぞれのケースの人の動きをGISの地図上で視覚的に表すことも可能です。複数ある未来の可能性を提示する。これを私たちは「フューチャーズ」と呼んでいますが、行政や市民の方々にお見せすることで、より良いまちづくりに生かせるのではないかと日々研究を進めています。

研究イメージ 研究イメージ

研究を通じてまちの魅力を実感する

関西大学のある吹田市内のJR岸辺駅前は現在再開発が進められ、2019年7月に市立吹田市民病院と国立循環器病研究センターが同地に移転することが発表されました。そこで「健康まちづくり吹田」をテーマに、地域と連携しながら市民の皆さんと健康への意識を共有する活動に取り組んでいます。具体的には生涯学習講座の開講をはじめ、運動などによる健康の促進、より良い生活が送れる退院後の過ごし方など、入院期間の前後もあわせてトータルで市民の皆さんを支えるしくみづくりをめざし、研究に取り組んでいます。
そして、人々が安心で安全にくらせることを目的として研究しているのが、南海トラフ地震を想定した震災対策です。扱うテーマはさまざまですが、いずれもまちづくり、国土・地域・都市計画、行財政システムなどの観点から各テーマにアプローチ。必要に応じてモデルを構築し、データの解析を行うのが軸になるので学生はパソコンでの作業が主となりますが、研究内容に合わせてフィールドに出る機会もあり、データの分析・解析を実体験をもって感じることもこの分野の研究の魅力でしょう。

研究イメージ