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2017年度掲載 経済学部 経済学科 統計・情報処理専修 片山 直也 ゼミ

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経済の動きをモデル化しデータによる検証を加えて新たな知見を求める

経済学部 経済学科 統計・情報処理専修
片山 直也 ゼミ

経済の動きをモデル化しデータによる検証を加えて新たな知見を求める

データを活用し、理論と現実のギャップを計る

世の中で実際に起こっている経済現象を抽象化し、数式なども用いて何らかの理論を導き出す。その理論を、現実の経済を表す数字に基づいて検証する。これが経済学の本質だと思います。そこで問題になるのが、理論と実際の経済現象との間に生じるギャップです。例えば、人の消費行動を説明する場合にも、いくつかの理論があります。人は自分の生涯の収入に応じた長期的な視点から支出を決定するという理論がある一方で、現在の定収入に応じて短期的に考えて支出を決めるという理論もあります。
どちらが、より現実に即しているのでしょうか。こうした問題を判断するため、現実のデータを調べて、理論が示す消費行動との違いを数字に基づいて考える、それが計量経済学です。使用するデータは多種多様で、GDP(国内総生産)速報値や消費者物価指数、日銀短観のような公的統計に加えて、不動産会社が公表する不動産価格などのデータや、関西大学が独自に持っているPOSデータなども活用しています。化粧品についての口コミサイトに書き込まれた口コミ、つまりテキストデータをマーケティングの解析に使うこともあります。このように多種多様なデータを分析することで、理論と現実とのギャップを数字で理解できるようになります。自然科学では、仮説を立てて実験することにより、仮説の正しさを検証可能です。ところが、経済学では仮説を立てることはできるものの、仮説に基づいて実験することは不可能です。そこで、さまざまなデータを詳しく分析することで、実験と同様の効果を得るのです。

研究イメージ

マーケティングとスポーツ、2つの側面から挑む

私のゼミは、主に使うデータにより2つのグループに分けられます。マーケティングのグループとスポーツ関連のグループです。マーケティング関連では、大阪にあるテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の事例を解説する書籍があるので、これを輪読して演習を進めています。
一方のスポーツ関連では、プロ野球関連のデータなどを使った分析を行います。例えば、セ・パ両リーグの投手の勝利数をさまざまなグラフに表現してみたり、高校野球における甲子園での成績とその高校を志望する生徒の数の関係を分析したりしています。マーケティングとスポーツのどちらを選ぶにしても、ゼミに入った当初はトマ・ピケティの『21世紀の資本』を熟読し、ExcelもしくはRと呼ばれる統計分析ソフトの使い方を学びます。『21世紀の資本』はとても分厚い本で最初はハードルが高いと感じるかもしれませんが、過去の膨大なデータに基づいて今後100年ぐらいの長期予測を人口と経済の両側面から分析しているこの本をきちんと読み通せば、物事を理解する力が深まり、自分の未来を考察する視点も身につくと考えます。
Excelに関しては、統計分析のための各種ツールの使い方を学びます。まずは単純なものでかまわないので、データを様々なグラフに表してみることがスタートです。Excelのツールを使いこなし、さまざまなデータ分析ができるようになれば、その力は社会に出た時に役に立つと思います。

研究イメージ