KANSAI UNIVERSITY
  • HOME
  • オープンキャンパス
  • 入試イベント
  • 入試情報
  • 学部・大学院
  • 就職・資格
  • 学生生活
  • 資料請求
いつもプラスがあふれるところ Kan-Dai Every Day
  • 学生インタビュー
  • 研究最前線
  • 学部・大学院紹介
  • オープンキャンパス

バックナンバー

2017年度掲載 文学部 総合人文学科 映像文化専修 堀 潤之 ゼミ

  • 研究概要紹介
  • 教員紹介
  • 学生インタビュー
  • 研究概要紹介
  • 教員紹介
  • 学生インタビュー

作品の考察を重ねるなかで、映画とは何か?という究極的、根本的な問いを追究する

文学部 総合人文学科 映像文化専修
堀 潤之 ゼミ

作品の考察を重ねるなかで、映画とは何か?という究極的、根本的な問いを追究する

ゴダールを中心にフランス映画を研究

1950年代末に始まったフランスにおける映画運動「ヌーヴェル・ヴァーグ」。その代表的な監督であるゴダールの作品群を中心に、フランス映画の総合的な研究に取り組んでいます。一方で、デジタル以降の映像芸術のありようを考察するニューメディアの研究も専門分野の一つです。広義には映画史、さらには「映画とは何か?」といった根本的な問いが私の研究の主題となりますが、2000年代以降に顕著となったCGをはじめとするデジタル技術の革新は、映画のあり方にも多大な影響を与え、映画史的にも大きな出来事となりました。
例えば、ヌーヴェル・ヴァーグの監督たちはロケーション撮影を好み、アナログ的に「そこに起こっている現実を撮る」ことが興味の中心でした。一方でCGになると、絵を描くように、現実にはないものを一から作り込んで画面を構成していきます。そういったニューメディアの動向を踏まえつつ、デジタル技術によって映画が時代の流れによって変化していく様相も総体的に捉えてみたいと考え、同分野の研究も進めています。

研究イメージ

映画を学術的に鑑賞する視点を育む

皆さんが映画を鑑賞する際、「作品のストーリーが面白かった」「俳優の演技が良かった」といった観点から作品を評価する方が多いと思います。ただ、研究として映画作品に向き合う場合はもう少し幅広い視点から作品にアプローチしていきます。例えば、演出の仕方による画面から受ける印象の違いを考えたり(ある場面を1ショットの長回しで撮影するケースと、たたみかけるようにカットを重ねる演出の違いなど)、「フレームに何をどう配置しているのか」「音がどのように工夫してつけられているのか」といった細部を深く考察したりし、監督の意図や演出の効果などを読み解いていきます。それらを全体的にバランスよく学んでいくなかで、一つのシーンが技法・演出のあり方などにおいて過去の作品と対話し、密度の濃い映像になっていることも学びます。
ゼミではフランス映画に限らず、学生は自身の興味のある作品・監督・テーマを取り上げ、日本映画からアニメーション、現代ハリウッド映画まで、さまざまな作品を研究対象としています。指導する上で心がけているのは、「今の映画も昔の映画といろいろな形でつながっている」という視点を学生たちに身につけてもらうこと。その視点をもつことで、映画という芸術の豊かさを実感するとともに、その魅力をより感じることができるようにもなると思います。

研究イメージ